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[練習しても上達しない人]
「長年、書道教室に通っているのに全然上達しない」
「真面目に通信教育を受けているのに成果が感じられない」
もし、あなたがそんな悩みをお持ちならば、それは「努力の方向が間違っているから」だと言ってよいでしょう。
書は技術です。
技術というものは、努力の方向さえ間違っていなければ、多少の個人差はあっても必ず上達するものです。
書を芸術として捉えるならば、芸術は感性によるところが大きいですので、努力に比例して上達することは望めませんが、書を技術として捉えるならば、(方向性が間違っていなければ)修練によって必ず上達するものなのです。
従って、(芸術としての書を学ぼうという方は別として)「字が上手くなりたい」という目的で学ぼうとする方は「芸術書道家」ではなく、漢字も仮名も上手に書けて、なお且つ、教え方がうまい先生につくことです。
料理で言えば、自分の得意な創作料理しか作れないような先生はダメです。
家庭料理、伝統料理、定番料理をきちんと作れる先生に教わることです。
「普通の字が上手に書ける先生」「手紙の字が上手な先生」そんな先生に教わることが上達への道なのです。
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書論「墨彩の庵より」
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